カルテに目を通していますか?

弊所では後遺障害の申請をする場合,原則として全ての事件でカルテを取り寄せ,弁護士が必ず目を通しています。
(当然,後遺障害の申請は原則として被害者請求で行っています。)

仮にむち打ちしかない事件であっても,これは絶対に必要なことです。
なぜならば,弁護士にとって,
戦いになった際に,素晴らしい法律構成と戦術を駆使することよりも,
そもそも有利な事実を集めて,戦うまでもなく勝つことが圧倒的に大切だからです。

カルテとは,事実そのものです。
取り寄せない理由は無いと思います。

(取り寄せ費用が負担できないという例外的な場合を除いてですが,
カルテはそんなに高額ではありません。)

しかしながら,カルテを取り寄せない事務所は少なくありません。
(統計をとったわけではないですが,私の見た限り,
原則として取り寄せるという方針の事務所はあまり見ません。)
場合によっては,訴訟になった時点でもカルテを取り寄せていないと思われることもあります。

これはなぜか。

2つ理由があると思います。
1つは,忙しすぎて手が回らないのだと思います。
正直にいうと,カルテを取り寄せて中身を確認する作業はすごく時間がかかります。

もっと大きな理由は,おそらく中身を見ても理解ができないからでしょう。
カルテには複雑な専門用語や,場合によっては読めない文字が並びまし,
読めたとしてもある程度医療の知識がないと理解できないことは多くあります。

人間は理解したくないものを目にしたくない,
それは弁護士も同じです。
多くの弁護士は医療のエキスパートになりたいと思っているわけではないでしょうし。
(ちなみに私は医療のエキスパートになりたいと思っています。)

だからといって本当にカルテを取得しないで良いのでしょうか。

弊所では何かわからない記載や医学的な疑問があった場合,
複数いる顧問医に,気軽に質問をすることができます。

これは圧倒的なアドバンテージです。

現に,弊所では多くの複雑な後遺障害の認定を得ています。
お怪我でお困りの場合は,一度ご相談ください。

 

 

 

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