ジャクソンテスト・スパーリングテストが陰性だとむち打ちの症状は軽いのか?

後遺障害
更新日2026.08.11 公開日2021.07.12

1 相手方・保険会社からよくされる主張

被害者がむち打ち(頸椎捻挫)をした場合に、相手方の弁護士や保険会社から

ジャクソンテストやスパーリングテスト(神経症状テスト)が陰性だから、怪我の程度は軽いはずである。

と主張される場合があります。

この主張は、「レントゲン、CT、MRIで異常が無い(画像所見が無い)とむち打ちの症状は軽いのか?」と同じで、完全に的を外しているものですが、やはり適切に反論できない弁護士が多いのもまた事実です。

2 ジャクソンテスト・スパーリングテストは何を調べる検査か

そもそも、ジャクソンテストやスパーリングテストは椎間孔を狭め、神経根症の有無を確認するためのテストです。

神経根症とは、下の図のように、(ざっくりいうと)椎間板などが変形して、神経根という部位を圧迫している症状をいいます。

神経根症のしくみ。椎間板などが変形して神経根を圧迫している状態の図

3 むち打ちで陰性になるのは当然といえる

一方、むち打ちは神経、筋肉、腱といった軟部組織の損傷が中心であり、椎間板などの変形によって神経根が圧迫されるものではありません。

したがって、ジャクソンテストなどで椎間孔を狭めても、痛みが生じない=陰性なのは当然と言え、むち打ちの痛みがないということにはなりません。

本稿についての注意

※)本稿は法律・医学的知識のない方向けに、かみ砕いたわかりやすい記載にするため、あえて100%厳密ではない表現をしている場合があります。

また、むち打ちでも画像上の異常所見がある場合や、神経根症を併発している場合もあり、その場合には別の反論が妥当します。

本稿の内容をそのまま個別の事件で主張した場合の責任は負いかねますので、必ず医学的に深い理解をしたうえでご主張いただきますようにお願いします。

交通事故の不安、
まずは
お話を聞かせてください

相談したからと言って、必ず依頼しなければいけないということはありません。
まずはお気軽に無料相談してみてください。
相談したからと言って、必ず依頼しなければいけないということはありません。

来所不要・電話・オンライン相談OK

恐れ入りますが、物損事故のみのご相談につきましては、現在承っておりません。

代表弁護士 篠木光洋

恐れ入りますが、物損事故のみのご相談につきましては、現在承っておりません。

茨城県交通事故無料相談対応エリア
Area

茨城県全域で
交通事故のご相談に対応

県内の保険会社・医療機関・道路事情・裁判所の運用傾向を9年以上蓄積し、
茨城県内全エリアの交通事故被害者をサポートしています。
ご記載のないエリアにお住まいの方も、茨城県内であればお気軽にご相談ください。

つくば市周辺(県南)はもちろん、県央・県北から来所いただく方も多数。
県内の多くのエリアの方からご相談いただいております。

※死亡事故のご遺族や後遺症などの影響で来所が困難な方には、出張相談も可能です
029-879-9410(平日) 9:00~17:30 LINEで相談24時間受付 メールで相談24時間受付