採用情報

弁護士の募集について

読まれていない方は,まず,「弁護士とは何か」をご覧ください。

1 2つの働き方

弁護士という職業は,土日も無く,一日中働く人ことが当たり前であると思われがちです。
確かに,量をこなすことで得るものが多いことも事実です。
しかし,多様な働き方が社会から求められている中で,ただ労働時間だけを追求することは,
子育てをしながら働けないなどの状況を生みだすなど,
法律業界全体にとっての損失になると考えています。
そこで,主に以下の2つの働き方を用意しています。
(中間的な働き方をすることもできますが,わかりやすさ重視のため,まずは2つに分けて説明します。
詳しくは,「3 その他の勤務条件について」をご覧ください。)

① フルリモート型
文字通り,事務所に来ないで仕事をすることが可能な業務形態です。
その為,事務所から遠隔に住んでいる場合でも,勤務が可能です
業務量や業務時間は調整しますし,残業や休日出勤等は一切ありません。
業務する日も平日に限る必要はありません。
一方,個人事件の受任は不可としています。
業務内容は,書面の作成が主になってくる可能性が高いですが,経験等によっては依頼者対応もお願いしております。

過去に一名の弁護士が実際にフルリモートで働いた実績があり,特段の支障なく勤務ができていました。

・ 業務時間は協議の上決定
・ PC等必要な機材は貸与可。
・ 事件の経費,弁護士会費用等事務所負担

② 裁量型
一般的に弁護士の働き方として想像されるような働き方です。
・ 個人事件受任有り(但し,個人事件の売上の3割は経費として事務所納入)
・ 事件の状況によっては残業や休日出勤あり
・ 決められた勤務時間もありません。
・ 個人事件以外の経費,弁護士会費用等事務所負担。
・ ただし,基本的には8~9時間程度の労働時間で帰宅してもらっています。
  10時間でできることは集中すれば9時間でできるからです。

 

2 当事務所の方針について

① サービス業としてとしての側面を追求すること
② 法律的な能力を徹底的に高めること
③ 文書作成能力を徹底的に高めること
④ 仕事仲間の心理的安全性(良好な人間関係)を保つこと

× 自分の「勉強のため」に事件を受けること

①については,まずは「弁護士とは何か」をご覧ください。
上記リンクにだいたい書いたので,細かくは省きますが,サービス業の側面を追求するとは,具体的には,相手の立場になって物事を考えられるかが大切です
例えば交通事故事件で,相談時に,依頼者から「警察官が私の過失は0だと言っていたので,私は絶対に悪くないと思います。」
と言われたときに,心の中でため息をついているようではいけません。
依頼者が情報を取捨選択できないのは当然ですし,間違った情報を信じてしまうことも当然です。
決して依頼者を馬鹿にしてはいけません。
もし依頼者を馬鹿にするとしたら,あなたは馬鹿にするような相手のために仕事をしていることになります。
これは自分の人生の時間を使う上で,とても不幸なことです。
まずは依頼者の気持ちを理解し,じっくり話を聞くことが必要です。

②について,
刑事訴訟規則199条の10を根拠として,尋問中,証人に自己矛盾供述が記載された書面を示すための手順はわかりますか。
そこまでいかなくても,証人尋問のときに相手方の弁護士と依頼者が口論っぽくなったときに,異議を出す方法はわかりますか。
交通事故事件で,双方過失がある場合に,人身傷害保険と対人賠償保険,訴訟の関係はわかりますか?

事件の幅を広げることも大切ですが,訴訟法や規則の勉強はできているでしょうか。

実務に出ると,驚くほど勉強の時間を取ることはできません。
その結果,曖昧なものを曖昧なままにして,本当にこれで良いのかな,と思いながら事件を処理する弁護士が多くいます。
これはストレスになるだけでなく,懲戒の危険もあります。
数年経つと,「依頼者のあしらい方だけが上手いだけの弁護士」が出来上がってしまいます。
(弁護士修習でもこのような弁護士を見たことがあるのではないでしょうか。)

一方で,弁護士になってからも研鑽を重ね,素晴らしい先生がいるのも事実です。

他の弁護士事務所を批判したくはないですが,
現実問題として,弁護士登録1年目で書面チェックすらほとんどなく,
いきなり事件を投げられてどうしてよいかわからない,といった事務所の話を聞いたことがあると思います。
私もイソ弁だったころは,ろくな教育も受けず,誰も助けてくれない中で,ただ事件を投げられ,酷い事件処理をしていました。
今考えればおかしな話ですが,その時は追い詰められていて,事件の担当裁判官に電話して事件処理の方法を聞いたりしていました(裁判官もよく答えてくれたものだと思います。裁判官も困っていたのでしょう。)。
このようなことをしていると,自信を喪失し,弁護士をやっていること自体が嫌になってしまいます。
そこで,ひたすら白表紙や基本書を読み返し,高野隆先生の法廷技術研修のDVD(全3巻。お勧めです。)を各巻30回くらいずつ見て法廷での立ち振る舞いを勉強したり,他の弁護士にお金を払って訴状をチェックしてもらうなどしていました。
その甲斐あってか,現在ではある程度自信を持って事件を処理できるようになりましたが,同じような不要な苦労をして欲しくありません。
確かに基本書を読んでも1円にもなりません。
しかし,「曖昧な経験」を積み重ねても,得るものは何もありません

③について,
良い文章とは何でしょうか。
「正確な文章」ではありません。
全ての文書に目的があり,目的に向かって文章を書かなければいけませんが,
ほとんどの人が,この「目的」に向かって文章を書くという意識を持っていません。

例えば,依頼者に送るメールは,正確性を犠牲にしてでもわかりやすく書く必要があります。
昔の判例のような「よく読むとわかる文章」は「依頼者にとっての良い文章」ではありません。
例えば,やって欲しいことがあるなら,説明とやって欲しいことを分ける等の工夫が必用になります。
一つのメールが長くならないように,敢えて複数回に分けて送ることが必要な場合もあるでしょう。

保険会社に送る書面であれば,担当者の理解力に合わせて送ることになるでしょう。
交渉の中では,敢えて相手方の担当者が理解できなさそうな「小難しい文章」を送ることが有効な場合もあるかもしれません。

一方,裁判所に提出する書面はかなり入念に作成してもらいます。
一義的に明確ではない文章,予測可能性の無い文章,つながりの無い文章は全てNGです。
証拠の拾い方,評価の仕方,日本語,厳しくチェックします。

弁護士になって,あるいは修習中に,多くの「本当に弁護士が書いたのか疑問を持たざるを得ない書面」を読んできたと思います。
それは,その書面を作成した弁護士に能力が無かったからではありません。
司法試験を受かっている以上,どんな弁護士でも,十分な時間をかけて,適切な指導を受ければ,書面はきちんと作れるはずです。
多くの場合,業務が忙しくて時間を作れなかったり,きちんと教育を受けてこなかったことが原因でしょう。
その点,弊所では十分に時間をかけて書面を作ってもらいます。

もちろん最初から適切な書面を作成できる必要はありません。
少しずつ成長していってもらえればと思っています。

④について,近年,心理的安全性は,働くうえで最も重視されている要素の一つです。
当事務所でも良好な人間関係は全ての基礎となると考えています。
パワハラやセクハラは絶対に許されないですし,ボス弁から怒鳴らることも絶対にありません。
一方,従業員にも,他人を不愉快にさせたり,モチベーションを下げるような言動も控えてもらっています。

仕事仲間は,友達になる必要はありません。
同じ方向に走っていける仲間こそが必要で,その意味での信頼関係を築く能力は弊所で働くうえで必須の条件です。

その他,
当事務所では,例えばボス弁より先に帰ってはいけないといった(意味のない)慣習はありません。
そもそも,当事務所では長時間働いているから評価されることはありません。
ボス弁より先に帰りにくいという気持ちもわかりますが,
自分の人生の時間を大切にしてください。

 

3 その他の勤務条件について

勤務条件は,個々人が集中力を最も発揮しやすいように要望を出してほしいと思います。
例えば私は午前中は書面仕事をするために電話などの対応はしないようにしています。

⑴ 業務委託費
業務委託費は,1年目は,
フルリモート型で700万円(業務量が週40時間程度の場合)から業務時間・能力に応じて相談(新規登録者及びこれに準ずるものは650万円から応相談),
裁量型で800万円(新規登録者及びこれに準ずる者は750万円から応相談)から能力に応じて相談を予定しています。
2年度以降は能力に応じてきちんと昇給します。

その他交通費,弁護士費用,駐車場代,弁護士保険などの経費一切は事務所負担です。

⑵ 取扱業務の範囲について
希望があれば,交通事故以外の分野の事件を受任していただいてかまいません
ただし,(基本的には)順番があります(やりたい事件があれば応相談)。
まずは交通事故(新規登録者の場合等は,相談のうえ,刑事事件等の他分野を受けて頂くことも可能です。)を一人で事件処理できる知識・能力を身に付けていただきます。
同時に,依頼者対応能力,書面作成能力,訴訟追行能力等も高めていきたいと思います。
その後,一つずつ専門分野を増やして頂ければと思います。

上記の順番であるのは,

「弁護士の勉強のために」事件を受けるわけではないからです。
依頼者のために,先にこちらが提供できるサービスのクオリティを確保する必要があります。
(とにもかくにも,まずは依頼者から物事を考えられるマインドを身に付けてください。)

様々な分野の事件を受ける場合,多くの場合,中途半端になりがちです。

個人的な感覚としては,新規登録者が事件処理と同時に依頼者対応能力,書面作成能力,訴訟追行能力等を高めていく必要があるとすると,
一つの分野を,一人で一応処理できるようになるまで,最低でも3年程度はかかると思います。
(もちろん極めようとすれば勉強が終わることはありません。)
交通事故,破産,離婚,刑事もやりつつ,書面作成能力等を磨くことはよほど才能のある人でなければ,現実的に不可能だと思います。

なお,新しく専門分野を増やす際には,集客のために,専門のウェブサイトを作るなどの協力をしていきたいと思います。

⑶ 通勤について
当事務所では,裁量型の労働であっても,毎日事務所に来ていただく必要はないと考えています。
なぜならば,きちんと仕事をすることが大切であり,事務所に来ることが大切ではないからです。
在宅の方が集中して書面が書けるなら,それでも問題ありません。

なお,出勤しなくていいのであれば,フルリモート型と何が違うのか,というご質問を頂きました。
フルリモート型の場合,事務所に来所できないことや,業務量につい配慮をし,遠隔地で仕事ができるようにすること自体を目的(の一つ)としています。
一方で,裁量型の場合,目的は「よりクオリティの高い仕事をすること」のみです。
在宅勤務などはそのための手段であって,目的ではありません(ただし,基本的に長時間労働は意味がないと思っているので,弊所の業務時間はかなり短い方だと思います)。

⑷ その他
年齢,経歴などは不問です。
また,自動車免許も不要です。確かにあった方が便利ですが,なくても何とかなります。

4 当事務所の基本的な情報
弁護士3名,正社員3名の事務所です(2024年12月9日時点)。
私がイソ弁の頃は,労働事件,住宅訴訟,破産など,幅広い事件を受けていました。
特に刑事事件が好きで,既に3件の裁判員裁判を経験しています。

現在は,ほとんどが交通事故事件です。
専門性を高めるために,あまり取扱事件の幅を広げないようにしています。
その分,交通事故については,他所では滅多に取り扱いが無い死亡事故や高次脳機能障害など,複雑な案件を多く手掛けています。
現在,有難いことに依頼数は多く,半分程度は事件を断っている状況です。

また,もう一人の勤務弁護士(61期)が一般民事を10年以上経験しているので,他分野の事件でも対応可能です。
 

5 応募方法及びその後の流れ

⑴ 応募方法について
応募書類は,事務所アドレス(center@tsukubadaiichi.com)に以下のものを添付してメールしてください。
①履歴書(書式自由)
②司法試験の成績表(参考程度)
なお,応募書類について,パソコン打ちで結構です。
(特別な信条などがある場合を除き,)手書きの方が良い合理的理由な無いと考えています。

⑵ 応募後の流れ
応募後2週間以内に当事務所よりご連絡させていただきます。
その後,面接などをしますが,スカイプ,テレビ電話などでの対応もしています。
1~2回の面接の後,最終的な判断をさせて頂きます。

 

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